「忍耐は希望を持つための技術である。」
これは、フランスのモラリスト(道徳家)のボーブナルグの言葉です。
話を少し聴いただけで、部下の提案に、
「それなら昔やったことあるけどダメだったんだよ」
「よけいなことを考えなくていいから数字を上げてくれ」とか言って、
部下のやる気をそぐ上司がいます。
部下は「もうちょっと聞いてくれてもいいじゃないか」という寂しさ、
「なにを言ってもムダなんだ」という不満を持ちます。
そんな感情に追いやられた部下に、いくら筋道正しく、「昔は」「数字は」と説得しても、聞く耳を持ちません。
最初は「イエス」と答えるのが、上司の技術です。
話を十分に聞いたうえで、「こうしたらもっとよくなる」とアドバイスすれば、
やる気が喚起し、さらに新しい提案、すぐれたアイデアが集まります。
ヤマト運輸の小倉昌男(おぐらまさお)さんは、前者のタイプを「No, but社員」、後者の技術を身に着けた人を「Yes,but社員」と呼び、後者はぐんぐん成長し、そのような社員の多い会社は発展する、考えていました。
小倉さんは、父親の後を継いで社長に就任した大和運輸(現ヤマト運輸)で宅急便の構想を役員会に提案したとき、全員に反対をされました。
大和運輸は、百貨店をお得意様とする商業貨物の老舗(しにせ)企業でした。
一般ユーザーの小口化物は、郵便小包か国鉄小貨物で送るのが常識で、
宅急便のような家庭から家庭へ荷物を運ぶ市場などどこにもなく、採算の見通しが立つはずもなかったのです。
それを可能にしたのが、小倉さんの「イエス」から始まるものの考え方でした。
忍耐強く問題を解決し、行政の規制と戦って、今日の宅急便市場の基礎を築き上げました。
反対意見を言うのは簡単です。ですが、大切なのは「やる」という信念であり、つぎには「どうすればできるか」を考えることです。
いきなりの「ノー」は、そのすべてをシャットアウトしてしますが、「イエス」は人を一歩前に進ませる力があるようです。
我慢って大変ですよね。
胃が痛い時だってあるかもしれません。
スカイダイビングで、標高4000m、ヘリコプターから落ちたことがありますが、
本当に死ぬかと思いました。
実は飛んで数秒くらいは体が慣性に従おうとするせいか、ふわっとします。
味わったことのなかったので、本当に怖かったです。
ですが、無重力感を経験する瞬間がものすごく楽しかった記憶があります。
飛んで鳥になったような感覚で、視界も全体に広く、グーグルアースをじっくり拡大ような感じでした。
我慢をしたというテーマで書いたのですが、話が脱線したかもしれませんね。笑
高いところを我慢して、いざ飛んでみたらすごく気持ちよかったって話です!
このブログの記事を先ず始めとして100記事を書くという目標でやってまして、
その間は依頼を受ける以外、音楽活動はおあずけです。忍耐です!!!
一週間以内で書いていきたいと思います!!がんばります!!
ということは現在あと残り89記事です。。笑
最後までお読みいただきありがとうございました!
他の媒体もやってますのでどうぞ歓迎します( *´艸`)