「できないことはつねに百あり。」
これは、フランスのことわざの一つです。
資生堂名誉会長・福原義春(よしはる)さんがしばしば紹介していたのが、
「できないことはつねに百あり」です。
ある村を王様が訪ねたところ、歓迎の大砲が鳴りませんでした。
理由を尋ねてみると、
「眠っている子どもが起きる」「家畜がびっくりする」といった、
たくさんのできない言いわけが返ってきました。
しかしよく調べると、村に大砲がなかっただけのことでした。
正直に「ありません」と言えなかったわけですが、
ことほどさように、「できない理由」はいくらでも出せるものなのです。
「できない理由」に惑わされず、その裏に隠されたホンネを相手にすることです。
ある企業の経営者が、難事業を前に躊躇する部下に命じたのは、「できない理由」を調べることでした。
部下があちこちの識者に聞いて回り、「できない理由が十一もあります」と報告したところ、
「そうか、じゃあ、たった十一の問題さえ解決すればできるということだな」の一言で終わりました。
この話は比べて古典的ですが、長い歴史を通して多くの人達が言い伝えをされたせいか、
単純明快ですよね!
問題の本質を見極めることで
できない理由を合理的に対応できるということですよね!
まあ、それだけですけど笑
最後までお読みいただきありがとうございました!
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