「百の未完成なものを経験するより、一つの完成品をつくることのほうが大切だ。」
これは、ノーベル物理学賞受賞者の中村修二(しゅうじ)さんの言葉です。
一つの製品をつくるには、大変な手間や時間がかかります。
困難もつぎつぎと襲ってきます。
だから、ダメならダメでさっさとあきらめ、つぎの開発に取り組んだほうがいいという考えもあります。
ですが、青色発光ダイオードを開発したカリフォルニア大学教授の中村修二さんは違いました。たとえ非能率的でも、自分の手で障害を一つ一つ克服していくことで見えてくるものがあるからです。それについてこう言っています。
「百の未完成なものを経験するより、一つの完成品をつくることのほうが大切だ。完成品をとにかくつくりあげること。このことが非常に重要なのである」
もちろん幾多の失敗があり、中村さんも、「自分の人生はこんなムダなことの繰り返しで終わってしまうのか」と先行きに絶望したこともあるといいます。
けれどもそこで「やめたほうがいい」という他人の忠告や、自分の弱気の声を聞いて撤退してしまうと、撤退の仕方を学ぶだけに終わると考えました。
なにかあるたびに「どうせムダな時間を過ごすだけだから」と、都合のよい理由をつけて匙を投げていてはなにも生まれません。
失敗するにしても、失敗を確かめるために最後までやり遂げるほうがいいです。
やり方は問いません。時間がかかろうが、遠回りだろうが、とにかく自分の手で最後までやり遂げるのです。
中村さんはかつての勤務先・日亜(にちあ)科学で最初の十年間、大ヒット製品をつくったことはありません。ただ、新製品をいくつか出すことはできました。
のちに中村さんが、当時世界でだれも開発に成功していなかった青色発光ダイオードの開発を願い出たとき、当時の小川信雄社長が三億円の予算をつけたのは、
「あいつはやることはやる。売れる売れないは別にして、ちゃんと製品を完成させた」
という中村さんへの評価があったからだといいます。
これは励まされました。
これで、楽曲製作も必ず心地の良いものを作る。っと決めた言葉です。
確かに、私は一体に何やっているのだろうと絶望に陥るときはあります。
でも、いろんな人から自主的にコメントや少しばかりのファンができたことには、
”僕がやっていることは需要がある。拡大するべきだ”
と思いました。
だから音楽活動をしてます。ですが、他と違うかもしれないところは
人の需要を求めてやってます。それこその私の主食です。
毎日聴いても全くとも苦がない。
そんな音楽がたくさん作りたいです。
そう考えるとまだまだ全然ですよね!
できるだけはやくやりたいですが…。
最後までお読みいただきありがとうございました!
他の媒体もやってますのでどうぞ歓迎します( *´艸`)