「なにかを築こうとすれば必ず敵が現れる。敵ができるのは、その人の中にある程度のものができているからだ。」
これは、陶芸家の加藤唐九郎さんの言葉です。
日本を代表する二つの企業A、Bに対して、こんな話があります。
A社は、社長に上げた案件で一度「ノー」と言われると、その案件は二度とあげることができません。
B社は、社長に上げた案件で一度「ノー」と言われても、三度上げれば「三度も上げてくるのだから、よほど大事なことだろう」と聞いてもらうことができます。
本当のところはわかりませんが、たしかにA社は業績が伸び悩み、B社は好業績を続けています。
三願の礼という言葉が今でも繁栄されていますし、「柔軟性が影響しているのかな」とうなずいてしまう話であります。
ただし、B社にしても単純に、「同じことを三度」上げるのではありません。
B社のあるOBは若いころ、役員会で企画を発表したところ、それこそボロクソにけなされたといいます。もちろん返事は「ノー」でした。
しかし、「つぎはちょっと目先を変えてやってみるか」とじっくり練り直して再度挑戦したところ、「やってみろ」という返事をもらうことができたといいます。
一度の「ノー」ぐらいであきらめず、二度、三度と、「もっと」にこだわりながら再挑戦することです。でないと、「同じことを何度言わせるな」になってしまいます。
これにも忍耐と信念の力が必要ですね!
最後までお読みいただきありがとうございました!
他の媒体もやってますのでどうぞ歓迎します( *´艸`)